2013-03-12
春蘭の花の遅い咲き出し
室内の中国春蘭がやっと咲き出しました。いつもですと1月から2月の初めに咲き出しますが、昨年秋の遅い時期に植え換えたために、遅い咲き出しになったものと思われます。
若い頃は初心者の細心な手入れで、順調に育てることができましたが、歳のせいなのか?このところの行政に対する情報開示請求、生業には関係ない雑用に費やされる時間に追われ、思うような手入れができずに、可哀そうな状態です。さらに、珍しい品種を手に入れたいという欲望に囚われ、売る側も悪いと思うのですが、病気や害虫付きの苗を求めてしまって、危うく他のものまで全てを台無しにしてしまうところでした。今でも、気を抜くことはできません。
初心者の頃は、初心者向けと言われる丈夫な品種に、細心の手入れがなされ、冬の室内は中国春蘭の香りに満ち、日本春蘭の彩りとともに、心慰められておりましたが、このところの環境の変化、これまで想像できなかった行政の在り方を知るようになって、家の中のことが疎かになっておりました。
さらに悲しく心残りのことがあります。
開発業者によって伐採され、除根され、表土が荒らされてしまう前に、他人の土地であるために、自生する春蘭のひと株すら助け出して移植することができなかったことでした。
先日、ちぎれて水に沈む蛇や植物が夢の中に出てきて、それが緑の蛇に変っていくというような ・ ・ ・ よく分からない、目覚めて納得できない夢を見ました。
夢の中でも口惜しい想いを繰り返しているような ・ ・ ・
若い頃は「生きることの辛さを知らない」「怖いという事を知らない」などと、職場の方から御叱りを受けたものでしたが、この年になって、生きる辛さを思い知らされたようです。
高齢の家族は、家の外に出たがらなくなりました。ふと樹林地の方向に目を向けると、これが貝ヶ森だとは思われない、自分が住んでいるところとは思えないのだそうです。
つらいなぁ~と思います。
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春蘭、開花ラッシュに突入
市内数か所に山林を所有しています。林業が成り立たなくなり、たまにしか手入れに行けなくなり、木も竹も茂り放題となっております。
以前は春蘭が沢山自生していましたが、日が射さなくなると花が咲かなくなり、やがて枯れて行きます。
枝打ちしてやれないため、3年前から半数は残して救出する事にしました。
何れもバックバルブの沢山付いた大株ですが、崖の比較的日が射す場所以外は花芽も付いていません。
60株位救出しましたが、何れも順調に育ち翌年から開花しております。3種位ある内、葉長が60cmもある個体が昨日(3/25日)2輪開花しました。
蕾の時はピンクでしたが、60%遮光と未だ光が強過ぎたのか淡いグリーンに赤のストライプと斑点があります。
学名がCymbidiumだけに、正にシンビジウムの原種ですね!
花茎は20cmもあります。今日も次の2輪が開花予定で開花ラッシュに突入します。
試しに20-32℃の温室に入れた株は花芽が落ちました。やはり加温は禁物ですね。
MAX
以前は春蘭が沢山自生していましたが、日が射さなくなると花が咲かなくなり、やがて枯れて行きます。
枝打ちしてやれないため、3年前から半数は残して救出する事にしました。
何れもバックバルブの沢山付いた大株ですが、崖の比較的日が射す場所以外は花芽も付いていません。
60株位救出しましたが、何れも順調に育ち翌年から開花しております。3種位ある内、葉長が60cmもある個体が昨日(3/25日)2輪開花しました。
蕾の時はピンクでしたが、60%遮光と未だ光が強過ぎたのか淡いグリーンに赤のストライプと斑点があります。
学名がCymbidiumだけに、正にシンビジウムの原種ですね!
花茎は20cmもあります。今日も次の2輪が開花予定で開花ラッシュに突入します。
試しに20-32℃の温室に入れた株は花芽が落ちました。やはり加温は禁物ですね。
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